抜け毛・薄毛の主な原因とは?

一番よく言われているのが「遺伝」です。
「お父さんもおじいちゃんも薄かったから、10代のころから諦めていた。」というような話は時々小耳にはさみます。
特に、母親の父親が薄毛だと薄毛になる可能性が非常に高いと言われていますが、これは薄毛遺伝子がX染色体の中に含まれていると言われているからです。しかし、女性は遺伝の影響は実際はかなり低いのではと言う人も存在します。確かに「どう考えても薄毛になる家系であるのに薄くならない」という人も中には存在します。その逆もしかり。家族に誰ひとりとして薄毛の人がいないのに、自分だけ…という人も存在します。
薄毛と遺伝は関係があるのは間違いないでしょう。しかしまだ研究段階であり、「遺伝的にハゲそうだからもうアウト」と諦めるにはまだ早い、と言うのが現状です。そして、「遺伝的には大丈夫」な人でも油断は禁物と言えます。

次に、大きな原因と言えるのが「食事など、毎日の生活習慣」の影響です。
髪の毛を作るのには栄養や質の良い血液が必要。これは農作物を作るのと一緒です。良い肥料や原料、土壌がなければ良い野菜や果物は作れません。そして、どんなに良い原料や土壌がっても、農作物を作る人が居なければ作れません。髪の毛で言う「作る人」と言うのは毛母細胞や毛乳頭など、髪の毛を作る司令を出したり、実際に生み出す部分です。
この毛母細胞や毛乳頭をしっかりと働かせ、なおかつ栄養を頭皮にまでしっかりと行き渡らせるには食事や睡眠が非常に重要になってきます。
栄養価の高い食事を取らないと、体の他の部分に栄養が取られて頭皮まで栄養が行き渡らくなってしまいますし、血行が悪くなると栄養をとってもその栄養素がしっかりと頭皮にまで運んでもらえません。さらに髪の毛と作ってくださいと言う信号は、睡眠時に多く分泌される成長ホルモンによって出てくるので良質な睡眠もしっかり取らないと栄養をとっているのに髪の毛が生えてくれない…という状態になってしまいます。これらの原因は、生活習慣の改善で解消することが可能です。

また、「男性ホルモン」の影響も非常に大きいです。
今までの原因は、大きな原因ではありますが、あくまでも間接的といえるようなもの。しかしこれは非常に直接的な原因です。なぜなら、薄毛が起きるのは男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼが結合することでジヒドロテストステロンを生成し、このジヒドロテストステロンが毛母細胞を攻撃することで起きるから。
そして、この男性ホルモンの受容体があるのが額と頭頂部とされており、所謂M字ハゲや頭頂部がハゲてしまうのはこのせいです。逆に、受容体がないとされる後頭部や側頭部などの毛が薄毛でなくなると言う話は殆ど聞かれません。

最後に、「ストレス」です。
昨今ストレス社会と言われ、人々は日々たくさんのストレスに晒されて生活しています。
慢性的に強いストレスを体が感じていると、自律神経が正常に働かなくなってしまいます。自律神経とは、自分の意志とは無関係に働く血液や心臓、消化器官など内臓の働きに作用をしますので、これらの働きが鈍くなることで血行が悪くなったり、栄養をしっかり体内に取り込めなくなります。また、常に緊張状態になることで睡眠不足になってしまったり、食欲がなくなってしまうなど、結果として生活週間の乱れによる薄毛と似たような状況を引き起こしてしまいます。